本日からブログを引っ越しました。新しいブログへはこちらからお越しください。
しばらくは旧ブログの記事は残します。
サイズの大きい天体写真など一部移行が完了していない記事もございますが
逐次移行いたしますのでよろしくお願いいたします。
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2013/02/11 | 個別ページ
StarlightXpress Lodestarはこのところの急激な円安のため
2月20日から価格改定を行うこととなりました。
単体価格は59,800円から66,200円となりますのでよろしくお願いいたします。
K-ASTEC仕様のLodestarはすべて写真のように
ケーブル固定処理を行っての出荷となります。
ケーブル長は以下のいずれかからお選びいただけます。
・USBケーブル 0.9m,1.8m,3.0mのいずれか
・ガイドケーブル(RJ11仕様) 0.9m,1.8m,3.0mのいずれか
ケーブル長はUSB(U**m)とガイドケーブル(G**m)をそれぞれご指定いただけます。
例としては,U1.8G0.9などとご指定ください。(ご指定がない場合はU3.0G1.8)
各ケーブルは工業用で信頼性の高いUSBケーブルと
寒い時でも取り回しが楽な柔らかいガイドケーブルになります。
なお,お客様でのケーブルの交換も容易なので,ケーブル単体の販売も行います。
価格は2本セットで2,000円です。
StarlightXpress Lodestarは僅かですが在庫もございますので即納できます。
次期ロットの入荷は2月末の予定です。
お客様からカメラレンズでのガイド撮影に便利システムはないかとの
お尋ねをいただいておりますので一例をご紹介いたします。
今回ご紹介するクイックリリースクランプ(QRC45)は本来はXY65用アイテムとして
開発したものですが,立てても使えるよう側面に固定用タップを加工しています。
DP65などのアリガタプレートに,一つは通常どおりに,もう一つは縦に取り付ければ
カメラ側とガイド鏡側を入れ替えることで簡単に縦横構図の変更ができて便利です。
通常100mm程度からは構図の縦横を,天の赤経,赤緯に合わせて構図を取りますが
この縦横変換は意外と大変なものです。
QRC45を2個使う必要がありますが,従来のアリミゾに比べ価格を1/2に抑えて
いますので総合的にはあまり変わりありません。
・クイックリリースクランプ(QRC45)は6,500円
・クイックリリースプレート
QRP45-65 (写真でガイド鏡を固定している長さが65mmのもの):2,500円
QRP45-200 (写真でカメラを固定している長さが200mmのもの):4,500円
写真のシステムの場合
DS65N:13,000円,DP65-150:7,500円
QRC45:6,500円×2個,QRP45-65:2,500円,QRP45-200:4,500円
以上システム合計で40,500円になります。
詳細はXY65のオプションとして紹介いたします。
このQRC45は45mm幅のQRP45を固定します。
エッジ角は75度なのでビクセン規格と同じ構造ですが
QRP45を落とし込んで使用できるよう設計している関係上
幅が45mmより小さいアリガタは固定できません。
天体望遠鏡用として販売しているアリガタ・アリミゾは,DS**/DP**の商品名ですが
今回紹介するタイプは,主にカメラ用としての使用を想定しているので
クイックリリースクランプ/プレート(QRC**/QRP**)と呼ぶようにしました。
この週末はオーストラリア遠征仲間の観測所に出かけました。
去年のケアンズ日食の際に自動導入改造の話が持ち上がったからです。
ここには,ASKOのSX260赤道儀が4台も設置されていますが
この赤道儀は仕様により赤緯側のモーター駆動方法が異なります。
FS2で駆動するためには,モーターを交換する必要がありますが
それに伴う機械加工が不要であれば用品をお送りすればよく
その分安価に自動導入改造ができるのでその確認を行いました。
これは赤緯側でウォーム軸に対してモーターが平行に配置された仕様です。
軸径や軸位置は同じなので,基本的に新しいモーターとそのまま交換できますが
従来はモーターとギヤヘッドが別売りされていたため
長いボルトでモーター側からギヤヘッドを貫通してプレートに固定しています。
(従来品のギヤヘッドはM4用の通し穴)
それに対して現行品はモーターとギヤは固定されており
プレート側からボルトで固定するのでちょっとした工夫が必要です。
(現行品はギヤヘッド側がM4タップ)
写真を見ておわかりかと思いますが
L型のプレートを赤道儀ハウジングに固定したボルトと干渉するため
下側の2本はL型プレート側から固定する事ができないのです。
でもメンバーの方と色々お話しているうちに
ギヤヘッドを従来と同じように通し穴に加工すれば簡単に解決することがわかりました。
まさに3人よれば文殊の知恵(アイデア?)ですね。
こちらは同じ赤緯軸側ですが,ウォーム軸にモーターが直結された仕様です。
基本的に上記と同じようにモーター側を加工すれば
現地加工は不要でそのまま交換できます。
最後は赤経側ですが赤経側は仕様による差はありません。
赤緯と同じようにギヤヘッドを加工すればそのまま交換できますが
こちらはL型プレート側をタップ穴から通し穴にする事でも対応できます。
なお,赤緯側もそうですが,モーターインロー部の直径が変わるので
その対策として専用スペーサーを挟みます。
長くなりましたが結論は,現地での機械加工は不要で
当方からお送りする用品と交換するだけでも自動導入改造ができる事がわかりました。
なおSX260のホイール枚数は過去の経験上,赤経が351,赤緯が300枚と思います。
SX260は赤道儀に目盛環があるので
違っていたとしてもFS2の表示値と比較すればごく簡単に見出せます。
今回ご紹介した据付け用赤道儀改造用として
FS2(30V仕様,オートガイド対応)と写真の両軸モーターをセットして販売しております。
先月まではセットで142,000円でのご提供でしたが
為替レート変動のため,2月1日から154,300円に改訂しております。
今後,円安が進めばさらに改訂させていただきますのでよろしくお願いいたします。
お客様からのご依頼で2例のポータブル赤道儀の改造を行いました。
いずれも南半球でご使用されるためです。
1例目はケンコーのスカイメモQです。
オリジナルはシンクロナスモーター駆動のため回転方向を変えられなかったので
モーターと駆動回路を換装し南半球でも使えるようにしました。
単三電池4本で20時間ほど駆動でき
極軸高度・方位調整装置も付けたので実用的なポータブル赤道儀となりました。
このモーターと駆動系の換装は28,000円で受注いたしております。
次はスターベースオリジナルのスカイポートですが
オリジナルとは極軸の方向を逆向きにしたうえで
オリジナルのカメラ用プレート取付け部を利用して他社製の極軸望遠鏡を付けました。
写真にはありませんが暗視野照明装置もつくので高精度な据え付けができます。
この方法ではスカイポートに加工を行なう必要がなく
GF50と同じ方法で極軸と極望の光軸調整ができます。
北極星相当がない南天では極付近の暗い星で極軸を合わせることになるので
ポータブル赤道儀と言えども極軸望遠鏡は必須です。
以前ご紹介しておりましたPROMINAR500mmF5.6FL専用のバンドが完成しました。
天体写真撮影に求められる確実な固定とアクセサリーの取付を可能としました。
バンドは上下両面とも同一形状でネジ加工も全く同じです。
アルカスイス規格のBENRO PL85などはそのまま取付できます。
(7箇所のタップのうち,中央1本のみがW1/4で他はM6です)
バンド上面には専用プレート経由で以下のアクセサリーが取付できます。
・小型ガイドシステムAプレート金具
・タカハシ製ファインダー取り付金具
価格は以前のご案内から少しお安くなり13,000円で
ガイド鏡用及びファインダー用金具(ステンレス板製)は何れも2,000円です。
この商品は20台のみの限定生産品となります。
なお,鏡筒の回転を容易とするバンド締め付けボルトはオプションとして準備中です。
このたびイタリアOFFICINA STELLARE社製品の取扱いを開始することとなりました。
同社は,興味深いアストロカメラを数多くラインナップしていますが
上の写真は最も小口径の20cmF3のアストロカメラ,VELOCE RH200です。
重さは約8.4kg,鏡筒長は約25cm(フードは含まず)なのでEM-200クラスの赤道儀にも
搭載できます。RH200で撮影したM45の写真です。
K-ASTECでは自社製のフォーカサーやアリガタアリミゾさらにガイドシステムなどの
鏡筒周りのアクセサリを標準装備して販売予定です。
RH200に専用フォーカサーを付けた基本仕様の場合,785,000円を予定しております。
現在,オプション開発用として手配中ですので入荷しましたら詳細を発表いたします。
また,上記以外のアストロカメラなども販売いたします。
一例として
・30cmF3のVELOCE RH300 OTAは約2,200,000円
・30cmF3.8のRILA300 OTAは約1,700,000円
・30cmF5.6のULTRA CRC300 OTAは約1,600,000円
で何れも基本仕様の価格です。
上記価格は参考用で,仕様や為替レートにより変わります。
詳細は別途お見積もりによります。
価格には輸入に関わる費用は全て含んでおりますが国内送料は別途必要です。
詳細は後日HPにアップいたします。
40cmF3.8のRILA400による作例写真をご紹介します。
写真で紹介した仕様は終了しました。
わずかですが電池のタイプを変更してご提供できますが
GP赤道儀用のみの対応となります。
ファインダーやガイドパックではご使用いただけませんのでよろしくお願いいたします。
2012.1.22追記
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以前このブログで紹介しましたGP赤道儀用の極軸望遠鏡視野照明装置(GP-PFL)は
採用するリチウム電池手配の関係で頒布を終了していましたが
今回40台分ほど確保できたので再頒布いたします。
超高輝度LEDと高容量のバックアップ用リチウム電池を組み合わせることで
10年以上連続で点灯します。
(電池容量と消費電流から求めた計算値に10倍のマージンを掛けた時間です)
今回は写真のようにタカハシの5×25ファインダー用も作ります。
ファインダーへは適当に接着していただく必要がありますが便利です。
暗視野照明装置のように電池切れや接触不良で悩まされることはありません。
ファインダー用は極望用とは電池の取付や基板の向きが逆ですので
「ファインダー用」と指定してください。
(ファインダーで使う場合は基板のパター部が前面に露出します。
絶縁されていないので取り扱いには充分に注意してください)
ご使用いただけるのはビクセンのGP赤道儀(GPガイドパックでも使用可)のみです。
(ガイドパックでのご使用はガイドパック用プレートを使用した場合に限ります)
タカハシの5×25のファインダー用はサイズ上は取付できますが
お客様で接着していただく必要があります。
前回お問い合わせの多かったGP-Dではご使用いただけません。
なお,基板の向きを変えるとMS-4でもご使用いただけます。
照明が壊れてお困りの方はお問い合わせください。
頒布価格やお求め方法は前回同様ですが
協栄産業大阪店でもお求めになれます。
頒布品の性格上取り扱い説明書などは付属いたしません。
今回は40台準備しましたが今回をもって終了いたします。
新年明けましておめでとうございます。
写真は昨年ご好評をいただきました,小型赤道儀のカスタマイズ状況です。
カスタマイズと言っても基本的にはモータードライブの取付程度ですが
純正にはないスマートな取付方法と
駆動用の電源や極軸望遠鏡の照明まで取り込んだことろを評価いただきました。
何れの赤道儀も30年近く前に作られたものですが
大変優れた基本性能を誇っています。モータードライブやちょっとしたアイテムを
つけ加える事で大変実用的なポータブル赤道儀に生まれかわります。
今年も引き続きこのようなカスタマイズを行って行きますのでよろしくお願いいたします。
ところで昨年受注生産の準備を行っていたポータブル赤道儀ですが
お客様から大きく分けて2タイプのご要望をいただいております。
ひとつは,いわゆるポータブル赤道の高精度タイプ。
200mm程度まで安心して撮影できるよう極軸望遠鏡の内蔵は必須。
スイッチONで直ぐ撮影できるよう電源も内蔵。
もうひとつはオートガイド撮影や自動導入もできる赤道儀の超小型判。
これらを両立できる方法はないかと模索していましたが
何れも中途半端な赤道儀となってしまいそうなので切り分ける事としました。
ポータブル赤道儀は以前ご案内したAG88をそのまま進め
超小型の自動導入赤道儀は別路線で検討いたします。
以下のようなイメージを目標としていますが実現には時間がかかりそうです。
本年最後の記事になりましたが,旧型赤道動議の自動導入改造予定について
ご案内いたします。
以下の写真は30年ほど前のタカハシJP赤道儀を再塗装後自動導入改造した例で
12月発売開始したドイツ製のFS2を採用しています。
タカハシJシリーズ用のFS2システムはお客様で取り付けできるよう
以下のとおり完成品としてご提供いたします。
また,NEW ATLUXの改造(ステッピングモーター駆動化)は
従来AGSシリーズのみで対応しておりましたがFS2でも対応できるようになりました。
AGS同様300倍速程度(12V駆動時)で導入できます。
さらに速度はあまり期待できませんが(約100倍程度,12V駆動時)
初代ATLUXもFS2で駆動できます。詳細は後日ご案内いたします。
本年は主にMTS-3SDI+を使った自動導入改造を行いましたが
安定した供給が得られないことなどから来年はFS2をメインに採用する予定です。
MTS-3SDI+は改造用としてではなく,昨年好評だった
ビクセンGP用キットとしてのご提供を予定しています。(発売時期は未定)
ATLUX等,赤道儀本体の改造も含む場合は,ひと月当たり2~3台程度が限度ですが
キットでのご提供は作業量が少ないためより多くの方にご提供することができます。
年末から再開した初代とNEW ATLUXの改造はすでに10台近いご予約を
いただいております。
来年もできるだけ多くの赤道儀を自動導入化しますのでよろしくお願いします。