度々ご紹介していますジンバルフォークシステムは
ジンバルのクイックリリースクランプ部に
5~6cm程度の鏡筒を取り付けた状態では,ほぼ完全なバランスになりますが
レボルビング装置経由でカメラをつけた場合はカメラ側が少し重たくなります。
その程度は自由雲台で無理な構図を取った場合と比較すれば軽微なものですが
それでも重量級のカメラやレンズを搭載すると少し気になるレベルです。
写真のようにグリップ部が一番外を向く構図でアンバランスは最大となります。
そこで手軽な対策としてジンバル側に軽いウエイトをつけてみました。
写真は手元にあったローレットノブですが数10gもあればバランスが取れます。
ジンバルはクランプの底の穴にカメラ用の太ネジアダプターをねじ込んだだけです。
外観にも影響を与えず良い方法と思います。
W1/4カメラネジなのでコンパクトカメラなどをウエイトの代用にもできますしね。
バランス対策としてはジンバルを極軸中心からオフセットしてつける方法もありますが
その場合,ジンバルの極軸相当の回転は使えず
回転とクランプは赤道儀側で行うことになります。
使い易いジンバルのクランプが生かせなくなるのであまり良い方法ではないようでした。
ジンバルとレボルビング装置をご購入いただいた方には上記対応を準備中です。
強度等評価後改めてご案内いたしますが
価格は固定ウエイトで2,000円,可動ウエイトで4,000円程度です。
(改造,ウエイトシャフト含む)