今年の日食遠征先は,光害のない乾燥した高地なので星の撮影も楽しみです。
メインの日食撮影は先日紹介した眼視観測と同じスタイルですが
星の撮影時はこれにレボルビング装置が加わると構図取りが快適になります。
写真はマミヤプレス用で,デジ一眼には少し大きすぎる事と,天体用でないので
クランプに不安があります。
そこで回転のメカニズムは同じですが小型・軽量で天体写真に要求される
確実な固定ができるレボルビング装置を開発中です。
3軸(極軸,赤緯軸,回転軸)ともクランプフリーで回転できるのでフレーミング
は容易です。
重さは片持ちフォーク部とレボルビング装置を合わせても1kg強しかなく
(写真の65mmアリガタ・アリミゾは含まず)
構造上バランスウエイトも不要なため海外遠征には嬉しい軽量システムです。