カメラレンズの色収差やレンズの圧迫を確認するため
アイピースを使った眼視テストを行っていることは以前ご紹介しました。
昼間の碍子に反射する太陽光や,恒星でテストすると
50mm(67用)ほどの広角レンズでも性能が良くわかります。
そのためには焦点像や焦点内・外像のチェックのため
微妙なピント調整が必要となるので
クレイフォード式の接眼部を改造してカメラレンズに付けています。
ところが私が入手した接眼部は良くみるとドローチューブが傾いています。
2インチのスリーブ面を測定すると100ミクロン以上も傾いていました。
クレイフォード式はドローチューブを上部2カ所のベアリングに押しつけていますが
原因はそのベアリング保持金具の精度にあったので
以前アストロカメラを作っていた時の調整用スペーサーをはさんで
傾きを10ミクロン程に追い込みました。
このスペーサーはネジに通して調整するように特注したもので
(レーザー加工品のためカエリがありません)
内径2.6φの穴がありますが今回のような目的でも使えます。
まだかなり在庫があるのでご希望の方にはおわけします。
HP上からメールください。
恐れ入りますが管理の都合上,以下の条件とさせてください。
・厚み0.03,0.05,0.07,0.1,0.2mmの5種を各20枚±2枚(誤差)セット
・価格は送料込みで2,000円
・限定10セットのみ
重ねることで,
0.03,0.05,0.06,0.07,0.08,0.09
0.10,0.11,0.12,0.13,0.14,0.15,0.16,0.17,0.18,0.19.......と
0.05以降は10ミクロン単位で調整ができるので
カメラのフランジバックは実質的に10ミクロンレベルの調整が可能です。