小型・短焦点の屈折望遠鏡では,接眼部に重たい冷却CCDカメラなどを取付た場合
鏡筒の前後方向のバランスが取れなくなるので
以前,それに対応するためにオフセットプレートをご紹介いたしました。
今回ご紹介するのも基本的には以前と変わりないのですが
接眼部の保持を考慮した新タイプのアリガタや専用プレートです。
接眼部側の保持用バンド等の取付穴が4列に配置されました。
写真はDS65シリーズ用のオフセット対応アリガタ(DP65-288)に
FSQ-85EDを取付けています。
接眼部は使用形態により固定方法が異なりますが
FSQ-85ED用の延長筒を61φのバンドで固定した状態です。
紹介例はDS65用のDP65-288ですが,SX-D赤道儀等に対応した
ビクセン規格のアリガタに縫い合わせるプレート(TP-288)も準備しました。
穴位置等は写真のDP65-288と全く同じです。
現在,金環日食などでTB60や80の需要が急増しています。
特にFS-60C用のTB-80は,魅力的なカラーの鏡筒が発売されたことなどで
入荷しても直ぐ完売する状況です。
現在増産していますので,今月中には十分な在庫を確保できる予定です。
なお,ビクセンのED80など用のTB-90や,ペンタックス105SDP等用の
TB-115を極少量生産しております。