現在,レボルビング装置はリング型のRR-110を発売中ですが
過去に何度かこのブログでご紹介しました
J型のレボルビング装置(JR-80)も発売に向けて最終段階です。
(リング状レボルビングのRRに対して,アルファベットのJの字状なのでJR,80は半径)
写真はJ型レボルビング装置の初期の試作機ですが(この後何度か試作を
繰り返しています)JR-80はこの写真のように標準で赤緯軸相当を組込む予定です。
ただ,JR-80はポラリエクラスの小型赤道儀での使用を前提としたサイズとし
任意のレボルビング位置で固定できる程度に割り切った設計で
RR-110のような滑らかな回転はできません。
メインのポラリエ用は,極軸相当の回転軸とバランスウエイトもセットします。
赤緯軸,極軸側ともにXY50の方位軸と同じようなスリ割式クランプを有するので
単体で赤緯,極軸の回転に加え,レボルビングが可能となります。
(写真の試作機よりずっとスマートで軽量になります)
またRR-110は,ひとまわり大きいサイズのご要望をいただいていますので
RR-125を開発中です。(110,125は回転リングの内径)
JR-80は11月頃,RR-125は10月頃の発売予定で
価格は何れも36,000円ほどを予定しています。
上記JR-80の価格はポラリエ用で赤緯,極軸の回転軸を有すタイプの場合で
バランスウエイトも含んだ価格です)