今日はお天気が良かったので赤道儀のオーバーホールを行いました。
洗浄に大量の有機溶剤を使用しますので屋外作業となり天候に影響されます。
このところ,自動導入モータードライブの設計や試作に追われ
オーバーホール作業が滞っておりました。まだ何台も順番待ちの赤道儀が居ます。
今回分解したのは,グリーンハンマートン塗装のJP赤道儀で
(この頃はまだシステム160Pと呼ばれていました?)
その造りの良さには感心させられます。
ほぼ全てのアルミパーツにはアルマイト処理が施されていて
表面が固い上,塗装の乗りも良く簡単には剥げませんでした。
さすがに製造後20年以上経っていますのでグリースは硬化していますが
グリースさえ入れ替えれてやればほぼ新品状態に戻ります。
写真は全分解状態です。見てくださいこの部品点数!
部品点数が多い事が必ずしも良いとは言えないのでしょうが
高橋製作所としてのこだわりが感じられる私だけではないですよね。