今日はSBIG製オートガイダーのST-4を修理しました。
電源関係の部品が故障していましたが交換で簡単に治りました。
ところでST-4と言えばオートガーダーの草分け的存在ですね。
今となっては,昨日ご紹介したSSAG等に比べれば使い勝手や大きさ
感度,消費電流等かなり見劣りしますが,当時は画期的な製品でした。
パソコン不要だった事も良かったと思います。
MeadeのPictor201XTもそうですが日本に上陸した当初は,「使えない」
との悪い評判もあったようです。
本当は当時オートガイドに慣れていなかったため,ガイド星の導入とピント
合わせができず「使いこなせなかった」のが実情のようです。
現在ではオートガイドは当たり前で機材も飛躍的に進歩していますが
当時の技術を駆使した内部構造を見るとST-4の開発者には敬意を表します。
SBIGもパソコン不要のオートガイダーを1,000ドル程度でリリース
すると囁かれていますが日本に上陸すると高くなるのでしょうね?
オートガイダー程度なら説明が英語でも問題ないでしょうから
直接輸入した方が良いかも知れません。
代行業者にお願いすれば日本にも転送してもらえるようです。