ビクセンGP系の赤道儀で天体写真を撮影されている方は経験あるかと思いますが
子午線を越えての撮影時に赤緯モーターが赤経モーター部にぶつかりそうになり
撮影を中断せざるを得ない事があります。
これは赤緯のモーターが鏡筒の前後方向に対して
90度の位置に張り出しいるためで
テレスコープイーストかウエストいずれかで子午線を越えると
赤緯のモーターが赤経モーター部と干渉します。
そこで新製品のDS65Nと取り付けアダプターを使い
赤道儀に取り付ける方向を90度ふれば
赤緯モーターが対物レンズ側に向くので干渉を防ぐことができます。
特に天の赤緯30度程度より北の天体の場合は三脚との干渉もおきにくくなるので
子午線通過後,2~3時間程度は撮影を続けられます。
DS65Nはアリガタに傷をつけずにより大型の機材を取り付けるアイテムですが
今回ご紹介する目的にも有効かと思います。