先日取り上げましたオートガイドのうち
Webカメラを使ったオートガイドのをテストを行ってみました。
写真のように,FC-60に直接取り付けて木星を撮ったのが下の画像です。
5秒の露出で6等ほどのガリレオ衛星は鮮明に写っているので
6cmのガイド鏡では6~7等星までならガイドできそうです。
Webカメラの流用ですので天体用に作られた冷却CCDの感度には
遠く及びませんが,ガイドマウントを使えば十分に実用になります。
ガイド状態をAtik 16ICと比較しましたが何の遜色もありませんので
ガイドの精度は同じと思って良いでしょう。
Webカメラとフリーソフトのお陰で以前は高価だったオートガイドが
非常に安価に実現できるようになりました。
パソコンとWebカメラの組み合わせなら自作品でもメーカー製でも
同じような性能です。簡単ですので自作されてはいかがでしょうか。
写真のWebカメラを入れたアルミダイキャストのケースは
電子部品店で1000円程で売られているものです。