手持ちのカメラ用レンズに冷却CCDを接続するリングを製作しました。
と言ってもカメラレンズ用のマウント部は接写リングの流用で
製作したのは写真のつや消しアルマイト処理したリング部のみです。
一つはMAMIYA 645レンズ用で2インチスリーブ仕様です。
APO200mmF2.8の評価用に作ったものを以前紹介していますが
今回はレボルビングが容易なように2インチスリーブ仕様としました。
もう一つはMAMIYA RZのレンズ用です。
RZのレンズはフランジバックが100mm以上もあるので
写真のようなフォーカッサーやフィルターホイールも付けられます。
MEADEのフォーカッサーとはテーパーリングでの接続で
フォーカッサーと冷却CCDとの接続は2インチスリーブです。
ところで2インチスリーブはガタが多くて撮影には使いにくいですね。
オス側のバレル部とメス側のスリーブ部が同一メーカーのセットであれば
公差は少ないようですが単品の場合,バレル部は余裕をみて
小さく作られているようです。
そこでオス側のネジ固定部の形状をテーパーリングにしたアダプターを
製作いたします。
外径及び固定ネジの位置はタカハシ製作所の2インチスリーブと同一とし
片端はM43P0.75雌ネジ仕様のみです。
(申し訳ありませんが特注はお請けできません)
肉厚の関係上,50.8mm用のフィルターは付けられませんし
固定ネジの位置によっては,他社製のスリーブでは使えない可能性もあります。
また,メス側に固定ネジ用のタップ加工をご自身で行う必要もありますので
あまりご需要はないかも知れませんが,完成しましたらブログで頒布の
ご案内を行います。10個程しかつくらないため終了時はご了承ください。