先週末は久しぶりに観測所に行きました。
主な目的は滞り気味の建設作業ですが,殆どの作業は内装ですので
遊びにみえた近所の星仲間と機材談議などかわしながらゆったりしたペースです。
昼間は抜けるような青空が広がっていたので,期待して最近入手したレンズや
フォーカッサー,ガイドシステムなどのテストに取りかかったのですが
2晩とも夜半は薄雲が広がりました。
写真はスライディングルーフの東の端に設置したビクセン製センサー赤道儀と
テスト中の機材です。
東の壁ギリギリに設置しているのはスライディングルーフが狭いからでなく
ルーフを少し開け閉めすればいいからという単純な動機です。
このセンサー赤道儀は500mm程度のガイド撮影には十分な強度ですし
ウォームが南側にあるので子午線越えでの撮影が容易なところが魅力です。
(赤道儀は壁にウエイトがぶつからないギリギリのところに設置しているので
鏡筒の東西入れ替えはできません。
撮影天体の赤緯値にもよりますが天頂より南の対象なら子午線通過後
3~4時間ほどは余裕で撮影できます)