一部の機種に限定されますが
冷却CCDカメラにカメラレンズを取り付けるアタッチメントの製作や
オフアキシスガイダーの光路長調整サービスの準備を行っています。
この種の作業は精度を要すため旋盤等での加工が必要となりますが
一般的な工場に外注する場合
加工の主旨が伝わらず,思うように仕上がらないケースもあります。
今回のサービスでは天文機器に精通した加工者が
完全にワンオフで加工しますが
既製品を流用することで,できるだけコストを抑えます。
オフアキの改造関連は後日改めてご案内しますが
カメラアタッチメントはボーグのM68.8→M57AD[7507]をベースに
・接写リング等から取り外したカメラマウントの取り付け
・光路長の調整(フィルターの有無,厚みも考慮)
・外周の一部を60φに加工し60φの鏡筒バンドで固定できるようにする
(光路長によってはボーグのカメラマウントアダプター7157も利用可能)
冷却CCDカメラとの接続は7507のM57ネジ部に無加工の7522を接続します。
7522は内部に52φのIRカットフィルター等が取りつけできます。
改造を行った実績や,実機でのピント確認の必要があるため
サービスは以下の内容となることをご了承ください。
・撮影またはオートガイド用冷却CCDカメラはAtik社製品の一部に限定
・カメラマントはCANON(EF)またはオリンパス(OM)
・カメラマウントは支給品を改造(強度の問題でCマウントアダプターは不可)
・レンズの脱着固定機能は使えない場合もあります
・オフアキの改造は写真のCELESTRONのRadialGuiderのみ
・旋盤加工なので精度は高いのですが保証はできません
場合によっては,添付の調整用スペーサー(3/100~20/100mm)での調整が必要
・加工は既製品を旋盤で後加工するのでアルマイトの剥がれや小さなキズがつきます
カメラアタッチメントの加工,オフアキの光路長調整とも
加工費用は10,000円~20,000円程度を予定しています。
受付開始はもう少し先のことになりますが
準備が整いましたら再度ブログ上でご案内します。