・Atik-383L+ -15度C,30分露出の2枚コンポジット,ダーク,フラット補正なし
・Zuiko250mmF2開放+バーダーHαフィルター(7μm)
・MXⅡ赤道儀,4cmF6ガイド鏡+Atik-16ICでオートガイド
一昨日は雲に阻まれたので昨夜北アメリカ付近を撮り直しました。
今度は少し構図を見直して30分露出×2枚。
2枚コンポジットなので少しは良くなったようです。
ある程度きれいに撮れてくると星像への欲もでてきました。
スケアリングの問題かもしれないので
フォーカサーのスケアリング調整機能で試してみます。
ただ,カメラレンズは天体望遠鏡と異なりレンズを強く固定しているので
その影響がでているのなら無理ですね。
実は,一昨日はガイドがひどく不調だったので
極軸望遠鏡をみたら10分角ほども高度がずれていました。
赤道儀据え付け時の調整のままだったので荷重で高度が下がったようです。
南の対象では気づかなかったのですが北東天の撮影で顕著に現れました。
据え付け型の赤道儀は,南天の星で方位,北東天の星で高度を調整するのと
同じ事ですね。
ついでだったので極望の評価のため,この方法で追い込んでみました。
ガイドケーブルを抜いて赤緯側のグラフの傾きから判断すれば短時間で
完全に調整できます。
この方法で南と北東で調整後に極望の指標位置に北極星があればOKですね。
さすがにMXⅡの極望はバッチリ合ってました。
以下は調整後のガイドグラフです。
ガイド鏡の焦点距離が短いこともありますが殆ど修正は入りませんでした。