フォーカスとスケアリング調整機能にフィルターまでも取り込んだマルチフォーカサーは
友人に評価テストを依頼していましたが,設計者も驚くばかりの写真を撮っていただきいました。
フォーカサーをご提供後,極短期間でこのような写真をものにされる熱意と技術に敬服します。
現在このフォーカサーは
・カメラアングルを90度変更できる機能
・モーターとレンズの干渉をできるだけ回避するよう,モーター部寸法の変更など
評価結果を反映しておりますので近日中に専用ページにアップします。
頒布の受付は年内一杯行いますのでよろしくお願いします。
今回紹介するのは,前記タイプの駆動系をCCDカメラ側に配置したタイプです。
モーターやタイミングベルトをCCDカメラ側に配置したため前面は完全にフラットです。
テーパーリング式の各種アタッチメントがワンタッチで交換できます。
多くの場合,スケアリングの調整はCCD面の傾きを調整するのが目的なので
一度調整すれば,前段の鏡筒やカメラレンズを交換しても調整は有効です。
ただ前面が機種を選ばなくなった分,冷却CCDカメラは限定されてしまいます。
StarlightXpress社のSXVR-H18他,Atik4シリーズやQHYなど
外径80φ以下の円筒形のカメラのみの対応となります。
写真はStarlightXpressのSXVR-H18を付けた状態ですが一式で1.3kg程度です。
バックフォーカス42mmのEFマウント仕様とすれば
通常のDSLRと同じように扱うこともできます。
詳細はM-RPF_RDをご参照ください。なおこのフォーカサーは在庫の限りで終了します。
(11月17日現在4台)
なおお問い合わせの多い,QSI500シリーズ用については現在設計中です。
583WS専用として開発しますが,各部の寸法や光路長がほぼ同であれば
他の機種でもご使用いただくことができるかもしれません。
(当方では583WSのみでの動作確認となります)
予約製作を予定していすが準備ができましたら改めてご案内いたします。