年末年始は家族全員で観測所ですごしました。
12月30日の夜は月が沈んだ夜半(正確には31日)には素晴らしい星空になりましたが
なぜか?星の写真はありません。
代わりの写真は翌朝の日の出時の観測所です。気温はマイナス5℃でした。
2005年夏の着工以来6年半。夫婦二人だけでの建設なので
スローペースですがどうにか真冬でも暖かく過ごせるようになりました。
肝心の観測機材は度々のシステム変更などで眼視観測さえできない状態ですが
暖かくなるころには15cm屈折で撮影できるようにしたいものです。
上の写真は昨年開発したカメラ用レボルビング装置と
冷却CCDカメラ用スケアリング調整機能つきのフォーカサーです。
本年はいよいよ私が設計した小型赤道儀を商品化します。
両軸駆動の自動導入仕様ですが
極軸部のみを使い高精度ポータブル赤道儀としても使用できます。
設計思想はこのブログで紹介しましたが,現在試作段階でこの春には発売予定です。
上記赤道儀の他でも引き続きユニークなアイデア商品を開発して行く所存ですので
本年もよろしくお願いします。