これまでずっと冷却CCDでの撮影は
そのほとんどがダークやフラット補正は行っていませんでしたが
今年は少しでも進歩するためフラット撮影のためELシートを入手しました。
このELシートはインバーター付で送料込み2,800円!
ELシートがどんなものかをテストする目的もあって購入してみました。
目的が違うのでフラット撮影用には明るすぎるため
ちょっと手を入れて調光できるようにしました。
幸いトランジスターで発信とスイッチングを行うごく簡単な回路だったので
スイッチング用トランジスターのベース電流を調整してみました。
これでスイッチングの強度を調整するので
基本的に出力電圧が変化しますが,同時に発信周波数も変わっています。
手を入れる前は240V程の電圧で明るく点灯していましたが
100Vほどまで絞ると程良い明るさになるみたいです。
ただこのELシートはどう見ても明るさのムラが縞模様に見えます。
乳白色のアクリル板などで平均化できるのでしょうか?
仮にELシートは使えなくとも
2,800円ならインバーター代だけと思っても安い買い物かも知れませんね。
電圧と発信周波数を調整できるインバーターは簡単に作れますが
作る手間を考えると改造の方が手っ取り早いです。