先日から同じような内容ですが,XY微動マウントのアルマイト処理が済んだので
改めてご紹介します。
アルカスイス規格のクイックリリースプレートをつけた状態です。
BENROフラット三脚にX-Y微動マウントをつけた状態での重さは約2.2kgです。
このシステムに人気のポラリエを載せてみましたが良くマッチしています。
ポラリエにはジンバル雲台とレボルビング装置はやや荷が重いようですが
自由雲台に比べ軸廻りのバランス崩れが少ないので
歩留まりの良い写真が期待できそうです。
極軸オンリー+自由雲台では多くの場合,極軸の回転方向のバランスが崩れます。
しっかりした赤道儀では問題ないのでしょうが
小型赤道儀ではこのアンバランスは星が流れて写る大きな要因と思います。
Pモーションは小さいハズなのに写った星が流れているのは
この大きなアンバランスを疑ってみる必要があると思います。
先日ご案内しましたBENROフラット三脚(2段仕様の特注品,限定100本)と
X-Y微動マウントはセットでの予約を受けつけています。
残りは半数ほどになりましたが
発売記念価格も設定していますのでよろしくお願いします。
またBENROフラット三脚はAstroDreamTechで開発中のポータブル赤道儀との
セット販売も予定しています。
(この赤道儀は本体に高度・方位調整装置が付いていのでXY50は不要です)
なお,X-Y微動マウントの名称は回転部のサイズからXY50としました。
現在,より大型のXY65,XY80(何れも50,65,80SYSTEMの流れを汲みます)と
GITZOシステマティック規格の大型カーボン三脚も計画中です。
カーボン三脚はBENROフラット同様にポータブル赤道儀用として特注する1段仕様で
海外遠征用の自動導入軽量赤道儀用としても採用予定です。