AstroDreamTech製ポータブル赤道儀のその後の状況を紹介いたします。
前回ご紹介した構想段階では,もっと簡易的な構造にする予定でしたが
最終的にはポータブル赤道儀専用のウォームホイールを作るなど
本格的な構造になりました。
ウォームホイールは銅合金製で直径約65mm厚み7mmで(歯数130枚モジュール0.5)
ギヤの直径は13mm。このホイールの上下をベアリングで保持する構造です。
ウォームギヤをハウジングに組み込んだ状態。
ポータブル赤道儀の極軸廻りはアンバランスで使われる事が多いので
大きなスラスト力がかかります。それに耐える強固な構造です。
まだモーターや駆動回路を組み込む前ですが全体はこんな感じです。
いかにも頑丈そうですね。
製品では軽量化のためできるだけ肉抜きしますが
どちらかと言えば強度と精度を重視した設計です。
Timelapse撮影を強く意識した駆動回路や,内蔵バッテリー
それに方位・高度調整装置が標準付属され,90,000円前後を予定しています。
BENROフラット三脚とのセット販売も行います。発売は7月の予定です。