SAMYANG35mmF1.4→F4,Eos5DM2,露出180S,ISO3200
改造P-2赤道儀(ノーガイド),JPG 1枚画像をカラーバランスのみ調整
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日食前夜(正確には当日)に撮影した大小マゼラン雲です。
小マゼラン雲の直ぐ下に明るく写っているのは球状星団のNGC104ですが
広角レンズ(35mm)でもそれらしく写るほどの迫力です。
大小マゼラン雲と二等辺三角形を作る位置に
黄色い線で結んだ星の並びがはちぶんぎ座の台形です。
それから延長した丸で囲んだ中心付近が南半球の極です。
(正確には円と直線の交点付近)
星図やプラネタリウムソフトでは比較的わかりやすいのですが
撮影するとどれがはちぶんぎ座の台形か解らなくなります。
それを探すための特徴的な星の並びもありません。
以前は毎年のようにオーストラリアに行っていましたが
今回は2004年のリニア・ニート彗星以来8年ぶりでした。
この台形を探すのに少し手間取りましたが補助極望が役に立ち導入できました。
ところで写真は極方向を縦て構図で撮影しています。
一般的な構図ですが,極軸のみのポータブル赤道儀+自由雲台では難しい構図です。
(車や地上の景色は日食観測エリアの保安用照明で照らされています)