PROMINAR500mmF5.6FL→350mmF4で使用,Eos5DM2,露出180S,ISO3200
改造P-2赤道儀(ノーガイド),JPG 1枚画像をカラーバランスのみ調整
先日ご紹介したとおり,今回の日食遠征にはKOWAのPROMINAR500mmF5.6FL
を用いました。日食だけでなく大マゼラン雲なども撮りたかったからです。
日食撮影においては,第2接触や第3接触(ダイヤモンドリング)時の
ゴーストが心配されましたが,このレンズは一般的な望遠レンズに比べ
後玉が比較的前方に配置されているためか明瞭なゴーストは出ないようです。
星の方では上の写真のように周辺まで均一な星像で周辺光量が豊富
それに色収差が感じられないなど素晴らしい性能です。
紹介するηカリーナ星雲のほか,本命の大マゼラン雲
小マゼラン雲とNGC104など撮ってきましたが
今回はレンズの性能を実感していただくためカラーバランスを整えただけの
写真を紹介します。
このレンズは同じクラスの望遠鏡に比べるとかなり軽いうえ
ラック・ピニオンの合焦ハンドルが無いため携行性に優れています。
海外遠征では特に重宝しそうです。