一般の反射系カメラはスパイダーの影響で明るい星の周りに光の干渉が
出ますが,私はあまり好きではないのでマクストフ系カメラを選びました。
ロシアのINTES MICRO製です。
同社の惑星用長焦点マクストフニュートンは良く見える事で有名ですが
私のは写真仕様の短焦点(F4)です。
短焦点ですが,眼視でもコントラストも高く良く見えます。
添付の測定表が本当なら,中心星像は6.8ミクロンですので国産の
アストロカメラ並の性能です。
ただドローチューブがお粗末でそのままでは撮影に使えなかったので
長い間そのままになっていましたが,年末年始の休み?を利用して手を
加えました。
システムをシンプルにするため何としてもオフアキシスガイドは採用
したかったのですが,筒外焦点距離が短くドローチューブは使えません。
そこで思い切ってオフアキシス装置を鏡筒に直付けしました。
カメラのピント合わせはM42の回転ヘリコイドで行います。
(単にM42のネジと固定リングだけですが)
またスケアリング調整用に4カ所に押し引きネジもつけています。
今回はテストですが結果が良ければオフアキシス部の長さを現状の
1/2程度に短縮してカメラ側のピント調整代を長くとる予定です。
オフアキシスのオートガイダー側とカメラ側は独立してピントを
合わせますのでこの方が合理的かも知れませんね。