少し前に導入した冷却CCDカメラのファーストライトです。
自宅屋上はかなり明るいのですがHαだと良く写るのですね。
入門用の小さなチップのCCD+カメラレンズですので
対象の導入が大変かと思いましたが
わずか3秒の露出で北アメリカ星雲付近の散光星雲がかすかに写りました。
明るい望遠レンズとは言え,まさか3秒で散光星雲写るとは
思ってもいなかったのでビックリです。
今回はカメラレンズと冷却CCDの接続アダプターやフィルターの取り付けなど
あり合わせで作ったのでスケアリングはかなり怪しいのですが
初めてとしてはまずまずの出来かと思っています。
また,F2開放と2.8で撮り比べましたが
Hαの単色光ですのでF2でも実用になりそうです。
これなら明るいレンズの短時間露出でHα撮影が楽しめます。
撮影データ
・カメラ:Atik314L+
・レンズ:Zuiko250mmF2→2.8
・フィルター:Baader Hα7nm
・露出:600S×4
・P-2赤道儀+Pictor201XTでオートガイド
・ダーク,フラット補正なし(と言うか勉強不足でやり方がわかりません
画像処理は全く自信がないので,レベル調整と明るさだけ行いました)