PTP-2三脚をご使用のお客様からの要望にお答えして
EM-10用の専用台座を製作しました。
現在お手持ちのPTP-2の脚部がそのままご使用いただけます。
台座部の直径が100φ→120φになったので若干重たくなりますが
それでも70cm長の脚を含めた重量は2kgを少し越える程度です。
オーストラリアなどオセアニア地域への海外遠征の場合
機材の重量制限が厳しくエコノミーでは20kgを越えると超過料金を請求されます。
20kgをクリアーするにはカメラを除く機材の合計重量を12~13kgにまとめる
必要がありますが,そうなると4~5kgもある三脚では厳しくなります。
またこれらの地域は木製品の持ち込みには手続きが必要で
自作の木製脚は場合によっては持ち込めないこともあります。
-------------------------------------------------------------------
カメラは機内持ち込みができるので上記重量に含まなくて良いのですが
三脚は機内に持ち込めません。
またバランスウエイトは砂を入れたペットボトル等で代用します。
-------------------------------------------------------------------
プレートや鏡筒バンドでも少しは軽量化できますがせいぜい数百gでしょう。
現実的な軽量システムを目指すなら削減代の大きい三脚の軽量化と思います。
以下の写真は,カメラレンズを使った軽量システムの例で
これでも総重量は約12kgになります。
衣服などと一緒にスーツケースに入れるとほぼ20kgになります。
フランジバックが長く,イメージサークルの大きな645用レンズですので
オフアキガイドとしてガイド鏡やガイドマウントは排除しています。
オフアキでなら6~8.5cmの高性能屈折でもほぼ同じ重さになりますが
この程度が20kgをクリアーできる限界かと思います。
現在PTP-2をお持ちのお客様でこの台座をご希望の方はメールでご連絡ください。
価格等ご案内いたします。
なおPTP-1の脚はサイズの関係でご使用いただけませんが
PTP-1をお買い求めいただいた方には
脚も含めた一式を特別価格でご提供予定です。
いずれも以下の関係上8月末日までの受付期間とさせていただきます。
PTP-2,PTP-1のいずれもお持ちで無い方へは別途一式での販売も検討中です。
ただし,台座と脚を別々に扱う関係上,上記のお客様を優先し
台座の余剰分が出た分のみ新たに脚部製作しますので
数量が限られることを予めご了承ください。9月以降別途ご案内予定です。
EM-10用一式のご要望が多いため販売方法を見直しました。(7.22追記)