・Atik-383L+ -15度C,10分露出の6枚コンポジット,ダーク,フラット補正なし
・タカハシTOA-150+TOAレデューサー,バーダーHαフィルター(7nm)
・MXⅡ赤道儀,Atik-16ICでオフアキシスガイド
このところカメラレンズ+Hαフィルターで散光星雲の撮影を楽しんでいますが
もう少し拡大撮影したくてTOA-150で撮ってみました。
TOA-150はレデューサーを付けてもFは5.7(標準状態)なので
いつものカメラレンズに比べ3絞り分も暗くなります。
写りを心配しましたが,1時間の露出でもそこそこ写ってくれました。
なお,少しでも明るくするために写真のように
レデューサーとカメラの間を標準状態より長くとっています。
レデューサーからCCD面までは約130mmもあり
これ以上長くすると現状の鏡筒ではピントがでなくなる限界付近です。
たぶんF5近くまで明るくなっていると思います。
オフアキはシュミカセ用を改造して使っているので口径が小さいのですが
ケラレはないようです。フィルターは31.7mmのねじ込みタイプを使用しています。
左上(ペリカンを狙う獣の目に見えるあたり)と右下のピント位置が違いますが
原因は何でしょうね?この写真で推測すると数百ミクロンはずれているようですが。
F2のカメラレンズはあまり気にならないのでCCDのスケアリングではなさそうです。