・TOA-150+TOAレデューサー+Hαフィルター(7nm),10分露出×3枚コンポジット
・GS-200RC+Hαフィルター(7nm),10分露出×4枚コンポジット
・GS-200RC+Hαフィルター(7nm),10分露出×4枚コンポジット
Hα撮影に限ってですがTOA-150とGS-200RCの比較を行ってみました。
GS-200RCはファーストライトなのでオフアキガイドの調整などで手こずりました。
レデューサーをつけたいのですがまだ入荷しませんのでF8直焦点です。
撮影日が違ったり,露出時間もTOAは30分,GSは40分と同一条件ではありませんが
ある程度は参考になると思います。
TOAでの撮影した一昨日は雲が多く透明度も悪かったのですが
GSで撮影した昨夜は快晴で透明度も良かったです。
TOAの実効F値は6弱,GSの実効F値は10弱程度でしょう。
予想していたこととはいえ,気軽に楽しむには3倍の差はあまりに大きいようです。
やはりGSは当初の計画どおり明るい天体用と割り切った方が良いみたいで
Hαだと1~2時間しか撮影できない平日の夜では全くムリです。
ちなみにZuikoで40分露出した場合はこのような写りです。
GSと同じ撮影条件ですが,軽い処理なのでずっと滑らかです。
なおこの2枚の写真から計測したTOA150の焦点距離は860mmでFは5.7になりました。
バックフォーカスをギリギリまで長くしているのでメーカーのシステムチャート
を参考にすればF5.3近くなっていてもよいのですが?
GS-200RCの焦点距離が公表値と違うハズはないのでなにか間違っているようです。