クリックで2537×3362ピクセルに拡大表示
・Atik-383L+ -15度C,5分露出の5枚コンポジット,ダーク,フラット補正なし
・ZUIKO DIGITAL 150mmF2開放,バーダーHαフィルター(7nm)
・MXⅡ赤道儀,FC-50+Atik-16ICでガイド
昨夜,ZUIKO DIGITAL 150mmF2で試写した北アメリカ星雲付近です。
サイズが大きいのですがKAF8300の2537×3362ピクセルでアップしました。
月齢16の月があったうえ,雲が多かったので5分×5枚ですが
さすがにF2だけあって良く写ります。
中央やや左より(メキシコ西の洋上?)がジャストピントで,右上が後ピン
左下が前ピンです。試写は焦点面が約100μm傾いた状態で行っています。
隅のピンボケでも丸くなる(特に後ピンで)のは面白いですね。
一般撮影でいう「ボケ味」が綺麗なのでしょう。
ピント位置では微光星はシャープで明るい星も丸く写っています。
銀塩のZUIKO250mmF2とは比較にならないほど高性能です。
フォーサーズ規格は通常の35mmカメラに比べフランジバックが短いのですが
このレンズは単体ではピント合わせができないので
カメラとの接続部に合焦機能も組み込まなくてはなりません。
昨夜の実写結果,17.5mm*内にフォーカサー機能とフィルターホイールを
入れなくてはなりません。
*:カメラはAtik-383,2mm厚フィルター使用,カメラマウントの厚みは含まず