MTS-3を使ったビクセンSX系赤道儀の自動導入改造は
当初のご案内では本年12末までご予約を受け付け
来年1末~2月にかけて一括改造~ご納入するスケジュールでしたが
既に全体予定数量に迫るご予約をいただいております。
もしもこのままのペースで予約いただくと
納期の面でご迷惑をおかけすることになりかねないため
一部スケジュールを見直し(前倒し)2段階で改造することとしました。
見直し後のスケジュール
・11月ロット:11月末までご予約を受け,12月末の納入
----11月ロット予約分は終了いたしました。11.22追記-----
・12月ロット:12月末まで 〃 来年2月の納入(予定数量10台)
これから受け付ける11月ロット分は12月10日までに
赤道儀をお預かりできることが条件となります。
現在ご予約分はご希望でしたら11月ロットで対処させていただきます。
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下の写真はお問い合わせをいただいています,赤道儀とMTS-3の接続部です。
赤道儀側に付けた新しいパネルに以下を接続します。
・MTS-3接続ケーブル
・オートガイドケーブル(両端Rj11,ST-4互換仕様,AGA-1仕様は特注)
・電源ケーブル(2.1φ,センタープラス仕様)
以上は全て標準付属です。
MTS-3とパソコンはMTS-3側のコネクターから出たRS-232Cケーブルでの
接続となります。
なおSX系用は当初導入速度を500倍速とご案内しておりましたが
テスト結果800倍速以上の実力があります。余裕をみて600倍速で出荷いたします。
(ユーザーで変更可能です)
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これが先にご案内した,赤緯の駆動方向(南北)を切り替えるスイッチです。
テレスコープイーストで写真の「手前」,ウエストで「奥」に切り替えます。
MTS-3では子午線通過など全く関知せず
「人が判断して鏡筒の東西を入替えるのなら,そのときにこのスイッチも切り替えて」
と言う合理的?な考えです。
なので干渉しないなら,バランスウエイトが天を向くような状態
(俗に言うイナバウア状態)でもそのままで再アライメントや自動度入を行えます。
最後に,改造後は追尾しているのか不安になるほど静かな駆動になります。
また消費電流も300mA程度と小さいのですが
強力なステッピングモーターを採用していますのでトルクに関するご心配は無用です。