一眼レフカメラ用レボルビング装置は試作1号機や2号機をご紹介しておりますが
回転のスムーズさに難があったことからその後も試作を続けておりました。
最終的には写真のように固定リング内をカメラを付けたリングが回転する方式に変更し
満足の行く結果を得ましたので商品化いたします。
天頂を向けた状態でも滑らかに回転するのでフレーミングが容易で
バンド式構造なのでロックはツマミを軽く回せば完璧でガタは皆無です。
上の写真は正面からで,カメラボディはEOS40Dです。
このクラスのカメラボディでレボルビング装置の中心とレンズの中心が合います。
レボルビング装置付属の標準カメラプレート(写真のもの)とカメラの接続は
キャップスクリューを用い確実に固定する方法を採用しています。
大型のカメラボディはカメラ取付プレートをZ字状に曲げたものを
またレンズ前方を固定するために全長の長いものなどラインナップ予定です。
レボルビング装置の三脚台座はM8×2またはW1/4ネジで赤道儀等に固定します。
この台座プレートは取り外しができ,M6×2本で下面からの固定にも対応します。
上記写真の場合,台座プレートを外してアリガタに直接固定する事もできます。
発売は2012.2.1日からで価格は29,500円(標準カメラプレート付き)です。
最近流行のポータブル赤道儀との組み合わせや
広角レンズでも完璧なガイド撮影を求められる方に便利なアイテムです。
オプションのプレートを併用しレンズの前方を軽く固定すれば
長時間露出でもガイドエラーのない完璧な写真を手に入れられると思います。
詳しいサイズや重さは後日専用のページで紹介いたします。
申し訳ありませんが,対応するボディのお問い合わせにはお答えできません。
後日図面を公開いたしますのでそれでご確認いただけると幸いです。