極軸のみのポータブル赤道儀でレボルビング装置を使うアイデアとして
自由雲台の回転角度を制限し,それにバランスウエイトを取付る
改造をご紹介しましたが
今回はそれを,間近に迫った金環日食を撮影するためのアイテムとして
緊急に商品化する事になりました。
このアイデアに共感いただいた協栄産業様で販売されます。
下の写真は開発中のGF50赤道儀のジンバルを外して取り付けた状態です。
ボーグの50FLを搭載しています。
価格はバランスウエイトを取り付けられるよう改造したバル自由雲台と
850gのウエイト(SUS420製)+200mmのシャフトをセットで12,800円です。
シャフトを外せば通常の自由雲台として使えます。
延長用の100mmシャフト(これをメインに使う事も可)は1,000円です。
このウエイトは後日発売するスカイメモRやガイドパック専用の
シャフトでもご使用いただけます。ウエイトやシャフトの単体販売も行います。
GF(Gimbal-Fork)50赤道儀は現在パネルの印刷中です。
写真はまだ印刷前ですが赤道儀としての機能は完成しており最終テスト段階です。
GF50赤道儀は基本的にジンバル付きでの販売ですが
ジンバルを所有されている方のためにジンバル無しでも販売いたします。
またBENROフラット三脚+赤道儀ウェッジのセット販売も行います。
ウェッジと言えばケアンズ日食記念として,ケアンズ(16.9度)と
ポートダグラス,マウントカービン(16.5度)の緯度に合わせたウエッジも製作中です。
ウェッジの水準器で水準を出せば観測地の緯度に合うので
なれない南天の極軸合わせに便利です。
極望をみながら方位を振れば八分儀座の台形が視野に入ってきます。
単純な傾斜したプレートなので軽いのも魅力です。(100g程度)
大げさなものではないうえ,一回だけしか使えないので
BENROフラットとのセットを購入いただいた方への“おまけ”として準備中です。