Zuiko15mmF3.5→5.6,EOS 5DM2,ISO1600,露出180秒
(木星の廻りのにじみは夜露でレンズが曇ったためです。クリックで拡大します)
仕事の用件で観測所の近くまで行ったので,仕事が済んだあと
来月オーストラリア遠征に持って行くレンズのテストを行いました。
テストを行ったのは15mmと35mm,100mmの3本で,全て満足の行く星像でしたが
その中で,銀塩時代から使っているZuiko15mmF3.5を紹介します。
このレンズはブロニーフィルムと組み合わせた全天写真用として
今でも大事に所有しています。先日紹介した写真もこのレンズで撮影しました。
このレンズは,銀塩時代に何本かの対角魚眼レンズをテストした中で
一番高性能でしたが,デジタルでも充分にシャープです。
上の写真はM45付近のPixel等倍です。
朝になって観測所の庭先で機材の記念撮影を行いました。
今回レンズテストにはH-40赤道儀を使いましたが
100mmのレンズで10分追尾撮影した画像はPixel等倍で見てもまん丸い星像でした。
最初に書きましたが今回は据付赤道儀の駆動系改造作業が主な目的でした。
作業がスムーズにすんだのでその後,私の観測所でテスト撮影ができました。