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・Atik-383L+ -20゜C,Ha:600S×9枚,OⅢ:600S×6枚,ダーク,フラット補正なし
・タカハシTOA-150+TOAレデューサー,バーダーHa(7nm),OⅢ(8.5nm)フィルター
・MXⅡ赤道儀,Atik-16ICでオフアキシスガイド
(OⅢ写野上部にかぶりがあったのでトリミングしています)
月も小さくなってきたので,A.O.O合成の練習を行うため
HaとOⅢフィターを使ってM42を撮影しました。
OⅢもHaと同じだけ撮影する予定でしたが途中で月が昇ってきたので6枚になりました。
月明かりの影響を強く受けるOⅢを先に撮るべきでした。
また,M42は中心部と周囲の輝度差が大きすぎて処理が難しく
練習で狙う対象ではなかったようです。
今回撮影に使った鏡筒の色収差はあまり大きくないのですが
それでもHaとOⅢではピント位置が100μm以上も異なります。
ピントは遠隔で再調整できるので特に問題ではありませんが
どういう訳か,OⅢの方のが僅かに小さく(写野が狭く)写っていて
両端では微妙に星像がずれてしまいます。
同じ厚みのフィルターを使っているので
焦点位置の違い=焦点距離の違いになるのでしょうが
星像のズレはそのレベルよりずっと大きいようです。