個人的な好みですが,日食写真は白く輝くダイヤモンドリングと
真っ赤なプロミネンスやスジ状の内部コロナの写ったものが好きなので
比較的長焦点で撮影します。
今回の日食も先に紹介しました2連望遠鏡のうち
メインのFC60は約2倍に引き延ばしてフォーサーズで撮影したので
35mm換算では2,000mm相当になっています。
先日アップした写真です。
太陽活動がなかなか活発化しないのでプロミネンスに関しては
迫力に欠ける写真になってしまいました。
これはずっと憧れている金環皆既日食時の
ベイリービーズの撮影につながるものですが
ベイリービーズは金環皆既日食の遷移点付近でないと見られないため
現実的には,私にはチャンスのない現象なのです。
この遷移点が陸上にかかるのは
2049年11月25日の金環皆既日食までないからです。
でもベイリービーズとまではいかなくとも
皆既時間の短い日食なら黒い太陽の周りのあちこちに
プロミネンスが写るかも知れないのでこのスタイルを貫きたいと思っております。
で,唯一のチャンスは,3年後の2013.11.3日の金環皆既日食です。
(この日食は金環皆既ですが,遷移点は海上なので陸上は皆既となります)
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憧れの日食写真についていろいろ書きましたが
アップした写真は今回のコロナの写真です。
2連敗中で,皆既日食を見たのは久しぶりなのでしっかり眼視で見たかった事や
2連の予備側での撮影だったので余裕がなくてかなりピントを外しています。
(完全に言い訳ですが)
プロミネンスが狙いといいながらもコロナも狙ったうえ
しっかりこの目で見たいと欲張った結果ですね。
皆既時間が極端に短い日食を撮りたいと言いながら矛盾しています。
二兎を追う者・・・・にならないようにしないといけないですね。
写真はボーグ製50ED(F10)+Eos40Dで撮影したものです。
処理は行っていません。
クリックで少し拡大します。
これ以上大きいサイズはピンボケが目立つので小さめです。(笑)